
2020.02.17
誰でも参加できるコンペは、実践形式で仕事を学べる!
こんにちは、N LABOの岡部です。
私はクラウドソーシングにいくつか登録しているのですが、
その中の有名な2つのサービス「クラウドワークス」と「ランサーズ」では、
案件の進め方に種類があり、タスク形式、プロジェクト形式、コンペ形式の3つがあります。
それらの詳しい説明は今回は省かせて頂きますが、
今回はコンペから学んだことについてのコラムです。
初心者もコンペを狙おう
実は今月、「ネーミング」と「キャッチコピー」のコンペに4件応募したところ、
1案採用していただきました。
そこで「今週のコンペ◯◯部門3位に入賞!」(←1案でです)
という通知が来て気づいたのですが、コンペでのランキングというものがあったのですね。
1位の方を見るとランキング上位を継続されていたので、その方の提案方法をよく見させていただいて、とても勉強になりました。
ロゴによく採用されている方の提案の特徴は、
・シンプル
・1つの案件に複数の提案を行う
・色違いや少しの差分も違う案として提案する
・使用イメージ(モックアップ)も作って添付する
・修正対応もする
という工夫が見られました。
たしかに、採用するクライアント側からすれば一度のコンペ発注でなるべく決めたいが、良いと思っても少しのイメージ違いも確認したかったり、
実物のイメージがあると良いイメージを持ちやすいだろうなと感心しました。
おそらくクライアント側は「良いものが見つかるか不安」という気持ちもあって、多くの応募を集めやすいコンペ形式を取ると思うのですが、
その中でもクオリティに加えて「相手に安心を与える」ものはやはり選ばれやすそうです。
ネーミング系でも、誰でも読みやすく、シンプルかつ印象に残るものなどが多かったです。
奇をてらったり個性的すぎるものよりかは、言いやすいものの方が採用されるのは肯けます。
こうして後から少し分析したり考えられる事は多いものの、
「それを実行して提案しまくる」というのは実力ですね。
コンペはかなり実力が試されるものだなと思いました。
また、案件の提案→採用を経験できて改めて感じましたが、
クラウドソーシングやSNSなど、オンラインで仕事をマッチングする方法やニーズは増えていくのですが、
単発のスキルではできる人も多くなってきているので、
ある程度良い条件の案件を獲得したり継続して選んで頂くには、
「クライアントのニーズやゴールを読み取り、担当者とコミュニケーションが取れて、納品を問題なく行える。」
この3つのスキルがどの分野でも大切かなと思います。
特に納品がとても重要ですが、他の面でも問題があるとあまり発展性はないのかなと思います。
そして、実はコンペ形式だと実践的にこれらの一連の流れを経験できます。
採用されているものは、「クライアントのイメージ」に寄り添ったものだからです。
(コミュニケーションは少なめですが、おそらく提案文も大事です。)
ライティングが好きであれば、「ネーミング」や「キャッチコピー」、
クリエイティブな制作やデザインに興味があれば「ロゴ制作」「チラシや販促物」「バナー」「アイコン」などのコンペに参加してみると、
実際の制作の流れをコンパクトに経験できるかと思うので、まだ実績が少なかったり独学から仕事に繋げたい方にはおすすめです。
デザイン等もはじめはテクニックの習得などに気が向きがちだと思うのですが、
合わせてアピールやコミュニケーションも実践して、総合スキルを伸ばして行った方が稼ぎながら単価を上げて行きやすいかと思います!